「東京タラレバ娘」第4話の気になるセリフ

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 アラサー女子の話だから、アラフォーである私とは10歳近く離れている設定のドラマだ。多少の世代間のギャップは感じるけれど、共感できることは沢山あるように思う。第4話では、主人公「鎌田倫子」の最初のナレーションから共感した。

「あげる人がいるとかいないとかで一喜一憂する年頃を過ぎると、バレンタインデーも単なる行事のひとつに過ぎない...」

「わかる~」ってテレビに向かってひとりでつぶやいてた。いったいいつ頃まで一喜一憂できていたのだろうか。その頃はドキドキしたりして、きっと楽しかったんだろうなぁ...なんて想像してしまう。今の私には本当に単なる行事だ。チョコレートが大好きだから選ぶのはそこそこ楽しいけれど、あげるのはほぼ義務化している。


そして女子3人が不毛な議論してる場面では

「30過ぎてからの不倫はズルズルいくってよく聞くし」

この香のセリフにはドキッとした。想像してみて怖くなった。20代なら不倫してもダメだと気付けばすぐ切り替えて次にいける。この先もっと素敵な人に出会えるって夢みれるから。でも30代ともなると、この先「この人より好きになれる人に出会えるのか」とか「違う人とまた最初から恋愛を始めるのか」なんて考えてしまってズルズルしてしまうんじゃないかと思う。

「嫁が出産のため実家に帰ること別居っていうんだっけ?」

面白い質問したなぁって思った。小雪のこのセリフには不倫相手への皮肉がうまく表現されてるって妙に感心してしまった。


このようにこのドラマの中には気になるセリフがちりばめられている。30歳なんて私からしたら若いし「まだまだ全然大丈夫だよ」とは思うけれど、それでも共感する部分や楽しめる部分は沢山あって、これからも楽しみに見ていきたいと思う。